2020
23
Oct

写真

写真を話す

写真を教えてほしいという方がいたので、お会いして写真のことを話す機会があった。

前もってインスタを拝見すると、逆に僕が教えてほしいくらい、世界観が成り立っていて素晴らしい写真ばかりだった。

お子さんの写真を中心に撮影している。

※ここにはその方の写真を掲載はしません、ごめんなさい。

まずお会いする前に良い点をまとめてみた。

・色がとてもニュートラルで安心感がある

・前ボケの使い方が上手い

・印象的な瞬間を切り取るのが上手い

・水平垂直がとてもキレイ

など、基本的なことがとても上手い。

そして何より目を見張るのが、画面の構成力だった。

人物の配置と風景とのバランスや写り込みの使い方など。

どうしてこんな写真が撮れるのだろうかと僕が教えてほしいくらいだった。

お会いして、いろいろうかがうと、大体感覚でやっているという返答だった。

写真って表面的なところは理屈で語れてしまうので、それを聞き出すことで自分の理解の範疇で収めて安心を得ようとしていたのかなと思う。

そして写真の撮り方を聞いていった。

絞り、シャッタースピード、感度の最善の選択ができている。

画面構成も感覚的にここに人物を持ってきて、背景のこれを活かしてなど、ちゃんと自分の美意識で構成している。

それをちゃんと自分なりに考え実践している方だった。

しかも色調整をライトルームでしている。

モノクロの写真を見た時、階調が豊かな写真で素晴らしかった。

とにかく写真の素晴らしさを語り始めると止まらなくなってしまうぐらい良い写真だった。

キャノンのボディは使い込まれて、すり減っている。

プロだと激しく使い込むので、何年か経つとボディがすり減ってくるけれど、プロじゃない方だと相当使い込まないとここまですり減らない。

しかもカメラを買って四年程だという。

本当に写真が好きな方なんだなと感動した。

僕も写真と向き合い楽しもうと思わせてくれる出会いだった。

 

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