祖父母は農業をやっていたので、小さい時からその姿を見ていた。
8月に入ると、日中は暑くて熱中症で仕事にならないので、朝の5時から農作業をしていた。
他の農家さんもそれくらいから農作業を始めている。
祖父に聞くと「太陽を中心に。身体と相談しながら効率的に作業をするため」と言う。
農業は光、水、土など自然の摂理の中で成り立っている。
光を意識する、太陽光の強さ、角度などで、その日の動きを祖父は感覚的に判断していると言う。
それらは全て写真に置き換えられる。
太陽の角度。
雲の入り方。
季節によって太陽の表情は違う。
自然と身体や頭、感覚や心を共鳴していくこと。
それは農家さんのように太陽を意識しながら生活することなのかもしれない。
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