阿蘇の地獄温泉・青風荘に到着。
火山付近の特有の岩石が作る風景が独特。
ここは湯治場ということだが、僕にはその言葉を何回聞いてもピンときていなかった。
今は全身で湯治のファンになってしまった。
湯治という言葉を聞くだけでテンションが上がる。
「こんこん」というのは温泉が湧く擬音語でお気に入り。
いくつか宿泊する建物があり、「曲水舎」という建物に泊まる。
曲水舎には本のスペースがあって、これが本当に素晴らしい。
夢のようなスペース。
青風荘を散歩すると本当に風景が興味深い。
木がこんな黒く緑になってて。
鉄が温泉の成分の関係でこんな錆び方をするという。
それが面白くで、興味深くて興奮した。
ホテルの方が阿蘇の気候や岩石の説明を丁寧にしてくださる。
そして面白いのが、その独特な個性をここの地域に住み人は、どうして僕が面白がっているのか不思議がっていることで。
確かにそんなもんかなとも思ったりした。
僕も地元に戻るとこんな感じで伊勢を見ているんだろうなと。
日が沈む頃に食事。
コースになっていて、料理人さんが目の前で調理してくれる。
阿蘇のことを説明しながら料理を出してくれる。
阿蘇の地域を中心とした食で、全てに成り立ちがあって、それと共に食べることができる。
竈門で焚いたご飯。
写真に撮っているとキリがないので食事に集中することにした。
目の前の景色は西なので太陽が沈む風景を見ることができる。
久しぶりにお酒を呑んだ。
「有明海がめっちゃ綺麗やなー」と一人はしゃいでいたが、有明海はそこから見れるはずはなく、周りに迷惑をかけていたみたいだ。
食事が終わって夜の散歩。
温泉に入ったり。
曲水舎に戻ると友人の盆栽が玄関口にあった。
この湯治場に馴染みすぎている。
友人は本を読みながら眠ってしまっていた。
僕は、あだち充の「タッチ」を読んで眠った。
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