2022
5
Aug

写真

Kyushu Diary⑨_0726

日の出に合わせて起床。

霧??

雨は降っていないけれど湿度がすごい。

曇りなのか?

徐々に明るくなっていく。

結局、いかにも「日の出」という景色は見ることはできず、、、

新門司フェリー乗り場が近づいてきた。

この旅のもう一つのテーマが「神道」についてだった。

神道に魅せられている自分としては天尊降臨の地の宮崎県、高千穂にはどうしても行きたかった。

車を運転しながら、初めての美しい景色、その中、考えを巡らすのが楽しくて。

神道についていろいろ考えをまとめていた。

どうして僕は神道に魅せられているのか?

神社の雰囲気に身を任せたり、神職さんに神道のことを聞いたりすると、神道は芸術そのものだ! と考えるようになった。

神道の歴史と物語。

それを繋いでいく御神事。

自然と共存していくための思想。

それを具現化している社殿や御神木など。

神道にまつわるそれらが意味でしかなくて、それって芸術じゃん! と思い始めてから、より興味を持つようになった。

そんなことを考えていたら高千穂神社に到着。

高千穂神社の階段を上がりながら、木々を眺めていると強い光が木の間から射している。

その風景が見慣れている神社の風景と同じ匂いを感じ、なにか安心感が込み上げてきた。

三重県からこんなに離れていても、繋がっているんだ。

この光の入り方は神社っぽくて、やはり神社はおもしろい。

そうそう、神社は光がおもしろい。

写真を撮る人としてはこんなに興味深い所はない。

高千穂神社に来ることができて、この時点で満足してしまった。

さて次はどこに行こうか。

高千穂神社に来ることができれば良かったので、あとは全くのノープラン。

とは言いつつ高千穂に行ったら行きたいところはイメージしていたので、できる限り巡ることにした。

ということで高千穂峡へ。

インドのアジャンターを彷彿とさせるような風景が目の前に広がって興奮した。

アジャンター石窟の彫刻を芸術というのであれば、注連縄が巻かれているだけの岩は、まさに芸術だ。

スーパー素朴なアート作品だ。

この地から神道の物語が語られ、大切にされてきたんだなと納得。

ただただ景色がおもしろい

葉の影がこんなにくっきり出るほど光が強い。

快晴だ。

しかもまだ14時。

次はどこへ行こうか。

 

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