人も植物もプロダクトも撮るときの感覚の根底は同じかもしれないということを考えていました。
お仕事で人を撮ることが多かったけれど、風景を撮るようになって、写真への夢中になる感じは変わらないなぁと思っていました。
以前は室内で撮影をすることが多かったので、光を扱うという意識が大半を占めていたと思います。
山で撮影していると、思う様な光はありません。
それは考えてみると当たり前だけど、それに四苦八苦してイライラさえ覚えていました。
風景があって、光があるのではなく、光があって、風景がある様な感じ。
曇りの日もあれば、雨の日もあって、晴れの日でも日差しの強い日、雲の厚さが違う日。
光の指す強さ角度なんて、こちらが認識していくしかない。
本当に当たり前なんだけど、そんなことを忘れていたなぁって思います。
そんな光の前では、人も植物も動物もビルも何もかも同じなんだなぁと、光が注いでいる。
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