先日、ぶつだん屋を経営している友人に仏壇の撮影を教えてほしいということで行ってみた。
友人は写真が好きな人なので、カメラ、ストロボなど撮影するには問題ない機材がそろっている。
あとは自分が上手く撮れる様にするだけ。
3灯で照明を組む。2灯は正面、1灯は2時の方向からアクセントに。
正面の2灯にディフューザーを被せて打つが、集光して仏壇の質感が均等に出ない。
白レフにバウンスさせることで、光がより拡散し、均等に、仏壇の色も良い感じになった。
しかし左右の2灯の当たり方が違う。
メジャーで被写体とストロボの距離を測り、角度も左右対照に。光のバランスがそろってきた。
改めて、大体ではなく精密に距離や角度に気を付けることの大切さを痛感する。
そして友人が撮影のメモを取る。
①カメラと仏壇の距離
②カメラの高さ
③カメラの角度
④カメラの設定
⑤各ストロボと仏壇の距離
⑥ストロボの角度
⑦ストロボの光量
⑧使ったディフューザー
⑨レフの位置、角度
⑩カメラのレンズ
もっと細かく分解できるけど、分解する程度も程々にする。
写真って体系的にできる部分をおろそかにしちゃいけないと改めて思いました。
それが丁寧にできる心の余裕も大切に。
この記事へのコメントはありません。