昨年の秋にバンドのくるりが主催する「京都音楽博覧会」に行った。
NUMBER GIRLを観に行くために。
NUMBER GIRLは大学生の時に知って、熱中して聞いたが、すでに解散していた。
生きている間に見れたらなぁと、誰もが妄想していたところに、2019年再結成した。
LIVEが始まり、最前列まで行って、人の力で外に弾き出されないように鉄の柵に捕まって、その姿を目に焼き付けた。
曲自体は人の怒号でほとんど聞こえなかった。
雨と周りの人の声でごちゃごちゃだ。
あんな種類の興奮に出会えたのは初めてだった。
伝説を見ることができたというか、超越したものに出会ったというか、まさに神様を見るような感じとはこのことを言うのかなと思った。
興奮の渦の中で、こんな体験ができるのかと感慨深かった。
MDプレイヤーで何回も聞いて、身体で音楽を覚えて吸収する感じに近かったと思う。
現代詩のような歌詞にかなり影響を受けたと思う。
歌詞の意味はわからないけど、何となくわかるみたいな。
難しいことがかっこいいみたいな。
大学生の時の写真を見るとNUMBER GIRLに影響を受けているんだろうなということを発見して少し恥ずかしくも、微笑ましかった。
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