日の出に合わせて起床。
霧??
雨は降っていないけれど湿度がすごい。
曇りなのか?
徐々に明るくなっていく。
結局、いかにも「日の出」という景色は見ることはできず、、、
新門司フェリー乗り場が近づいてきた。
この旅のもう一つのテーマが「神道」についてだった。
神道に魅せられている自分としては天尊降臨の地の宮崎県、高千穂にはどうしても行きたかった。
車を運転しながら、初めての美しい景色、その中、考えを巡らすのが楽しくて。
神道についていろいろ考えをまとめていた。
どうして僕は神道に魅せられているのか?
神社の雰囲気に身を任せたり、神職さんに神道のことを聞いたりすると、神道は芸術そのものだ! と考えるようになった。
神道の歴史と物語。
それを繋いでいく御神事。
自然と共存していくための思想。
それを具現化している社殿や御神木など。
神道にまつわるそれらが意味でしかなくて、それって芸術じゃん! と思い始めてから、より興味を持つようになった。
そんなことを考えていたら高千穂神社に到着。
高千穂神社の階段を上がりながら、木々を眺めていると強い光が木の間から射している。
その風景が見慣れている神社の風景と同じ匂いを感じ、なにか安心感が込み上げてきた。
三重県からこんなに離れていても、繋がっているんだ。
この光の入り方は神社っぽくて、やはり神社はおもしろい。
そうそう、神社は光がおもしろい。
写真を撮る人としてはこんなに興味深い所はない。
高千穂神社に来ることができて、この時点で満足してしまった。
さて次はどこに行こうか。
高千穂神社に来ることができれば良かったので、あとは全くのノープラン。
とは言いつつ高千穂に行ったら行きたいところはイメージしていたので、できる限り巡ることにした。
ということで高千穂峡へ。
アジャンター石窟の彫刻を芸術というのであれば、注連縄が巻かれているだけの岩は、まさに芸術だ。
スーパー素朴なアート作品だ。
この地から神道の物語が語られ、大切にされてきたんだなと納得。
ただただ景色がおもしろい
葉の影がこんなにくっきり出るほど光が強い。
快晴だ。
しかもまだ14時。
次はどこへ行こうか。
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