最近は写真の違和感のことを考えてしまいます。
植物を観察していると、少しの風になびいたり、揺れたりして微細に動いている。
それを眺めていると写真で一瞬を切りとってしまうことに、目の前で感じている感動との距離が生まれる。
その植物の揺れている感じに感動しているのに、その部分を切り落としてしまう感じ。
その当然のことが不思議で仕方ない。
その一瞬を永遠にしてしまう写真の力の特異なところ。
改めてその不思議の正体を考えていくことが、自分の写真の可能性の気がします。
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。