2020
1
Jul

写真

猟師さんのメモ

イノシシの猟師さんが、川の鮎が50年前に比べて激減したと言っていた。

何千という鮎がいたが、今は数えるほどだと。

これほど変化していくのか、と思いながら自然を眺めているそうだ。

魚が戻ってくるには川の水が蘇らなくちゃいけない。

そのためには土が良くならなくちゃいけない。

土が良くなるということは、土があらゆる養分を含まなくちゃいけない。

そのためにはたくさんの種類の植物や動物がいるということ。

だから、ひとことで言うことができないなぁと言っていて、言うなれば多様性と言っていた。

ひとつの要因だけで言うことはできなくて、あらゆることが複合的に絡み合っている。

その猟師さんはイノシシを撃つことで、生計を立てている。

たくさんのイノシシを殺めているから、死というものがとても身近にある感覚があると。

死に抗うというより、死と共に生きるという。

 

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