2022
7
Aug

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Kyushu Diary11_0726③

瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が天孫降臨(てんそんこうりん)された時に降り立った地として伝わる「槵觸(くしふる)神社」へ。

長い階段の先に社殿があって。

もの凄く繊細な造り。

社殿を取り囲んでいる森は力強く生い茂っていて荒々しい雰囲気を感じた。

そして荒立神社へ。

猿田彦さんと天鈿女さん(あめのうずめ)が御祭神の神社。

道開き、芸能の神様だから芸能人がたくさん訪れているようだ。

神社を歩いているとコンコンコンと甲高く空気に響き渡る音が聞こえる。
その音はこの木の板を木の小槌で叩く音だった。

木の大きさ材質によって音色が全然違う。

それがこのような森の中に数箇所点在していて、その心地良い音が響きわたる。

音が風景を作っていて、まさに現代アートのようでとても面白かった。

荒立神社の前の田んぼ。

まだ穂はつけていない。あと穂をつけるまで3週間くらいだろうか。

その地域の田んぼを眺めて地域の季節を観察するのもおもしろい。

トンボがたくさん飛んでいたなぁ。三重ではこの時期はほぼ飛んでいない。

そして日が暮れ始めた。

ここまで来たら高千穂の夜神楽を見ることに決めた。

20時から神楽が高千穂神社で行われる。

それまで少し眠ることにした。

神楽は主に天岩戸の神話を中心に舞われる。

神職さんの自前の説明もあり、とてもわかりやすく見ることができる。

そして笑いが起きるほど滑稽なシーンがあったりと小学生から大人まで楽しめる内容だと思った。

高千穂は神道がとても身近にある。

21時に神楽が終わって、すぐに天岩戸の湯でお風呂に行った。

眠気はマックスで、なんとか民宿に着いた途端に眠ってしまったようだ。

 

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