「どうして夢を見ているとき、これは夢なんだと思わないのだろう?」
大学生のとき、どこまで眠り続けるのか試してみた。
4日間程、水分やバナナは摂って、排泄のときに起きて、それ以外は眠り続けた。
眠り続けると、眠っていることと現実がごちゃごちゃになってしまったのを覚えている。
夢の中にいる時は夢が現実だし。
夢から覚めると夢を見ていたんだと思う。
しかし長く眠り続けるとその境目がなくなっていくのがわかって、これは危険だぞということを思った。
おそらく4日目くらいで眠り続けるのを辞めた。
僕には生きていることがマトリョーシカのようなイメージがあるみたいで。
現実も俯瞰してしまうと、大きな箱に入ってしまう感じがして、その大きな箱はもっと大きな箱に入ってしまって。
それが延々と続くような。
それが夢という箱を持ち出すと、無限ループが収まったりする。
とても無駄なことをしているなぁと思いつつも、本能的なことで重要なことなのかもしれないとも思う。
うん、そう思っているみたいだ。
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